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講演会・セミナー

講演会一覧
スケジュール表

▼タイムスケジュール・2月10日(木)

2月10日(木)

時間
2月10日(木) 10:30〜12:00
NO.4
会場:第3会議室

科学技術交流財団 分野別研究会
モノづくり企業のDX推進セミナー

共催:(公財)科学技術交流財団
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【基調講演】モノづくり企業へのDX導入の進め方
名古屋国際工科専門職大学 工科学部 学科長 教授 山本 修一郎
情報処理推進機構 (IPA)では、中小製造業のDX推進ガイドを公開して、自己診断ツールと推進ステップによる目指す姿の具体化を進めています。また、経産省による『DXレポート2.1』では、デジタル産業の創出に向けた共通プラットフォームを提示しています。
本講演では、これらの取組みを紹介するとともに、DXとコロナ禍がもたらすモノづくりの未来について展望します。
(1)日本企業のDX戦略事例
(2)共通プラットフォームとデジタル産業
(3)モノづくり企業の未来
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わが社のDX取組事例 〜金型設計・製造でモノからコトへ〜
(株)岐阜多田精機 代表 多田 憲生
3D設計や最先端のレーザー加工技術、アンドロイドデバイスを用いた生産管理システム、金型の状況をセンサーで監視する「スマート金型」等、金型業界でいち早くIT・デジタル技術を活用した工場改革「令和時代に勝ち残る 中小ものづくり企業のデジタル革新」著者。
時間
2月10日(木) 13:00〜15:45
NO.5
会場:講演会場1

事業用車両を用いた3次元地図作成実証実験

タクシー車両を用いた3次元地図作成の実証実験概要
名古屋鉄道(株) 経営戦略部 課長 岩田 知倫
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3次元地図作成システムの開発
(株)マップフォー 代表取締役 橘川 雄樹
マップフォーは高度な自動運転システムを実現するために必要となる3次元地図に関する技術開発を進める名古屋大学発スタートアップです。当社は本実証実験において、車両に搭載するセンサシステムの開発、並びにセンサデータを用いた3次元地図作成システムを提供しました。本講演では、今回の実証実験に用いられた計測システム及び3次元地図データ作成システムについてご紹介します。
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3次元地図のためのクラウドシステム
(株)メイテツコム 事業統括本部 交通ソリューション部 第2担当 シニアリーダー 坪井 裕
メイテツコムは、名古屋鉄道の子会社として名鉄グループのITの中核を担う企業です。
今回の実証事業では、3D地図データを管理するクラウドシステムを構築・提供しています。
本講演では、実証実験で用意いたしました、3D地図データ作成に係るインフラ基盤構築、3D地図情報管理システム構築についてご紹介いたします。
時間
2月10日(木) 13:00〜15:30
NO.6
会場:講演会場2

軽量化を実現する成形加工技術

共催:(一社)軽金属学会
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軽金属学会の活動
(一社)軽金属学会 東海支部 支部長、(株)UACJ R&Dセンター 第一研究部 上席主幹 戸次 洋一郎
軽金属学会はアルミニウム・マグネシウム・チタンなどの軽金属に関する学術・技術の進歩発展を図り、工業発展に尽くすことを目的に設立された学会で、特に企業からの参加数が多いことが特徴である。東海地方は日本有数の工業地帯であり、軽金属を扱う企業が多く、東海支部も活発な活動を行っている。特に産学連携に力を入れており、これらの活動事例や大学および公設試などの会員の保有技術について紹介する。
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ムツミ工業の金型技術
ムツミ工業(株) 製造本部 小牧工場技術課 課長 福田 智弘
金型はマザーツールとも呼ばれ、要求される形状・精度を満たすモノを、同じ品質を保ったまま作り続けることが使命である。軽量化のためアルミニウム、マグネシウム、CFRPなど幅広い材料が使われていく中でも、金型は成形の要素技術としてなくてはならないものとなっている。弊社はプレス金型メーカーとして、「良い製品を安く・早く作るコトを提供する」をモットーに、短納期化・高度化・グローバル化するお客様の要望に応えるべく、「産業」としての金型づくりを追求してきた。今回は、その金型づくりについてご紹介したい。
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輸送機器向けアルミニウム合金
(株)UACJ R&Dセンター 主幹 箕田 正
1900年代初めにジュラルミンが発明され、ツェッペリン飛行船に採用されて以来、アルミニウム合金は航空機を始めとして、鉄道車両や自動車などの輸送機に広く用いられてきた。航空機では2024合金や7075合金から多くの派生合金が開発され、使用されている。二輪車では航空機向けに開発された高強度7000系合金が多用されているが、自動車では耐食性を重視して5000系合金や6000系合金が主として使用されている。さらにアルミニウム合金は構造材以外にも、自動車用のエアコンに多用されるなど、軽量化に大きく貢献している。本講演では、輸送機に使用されているアルミニウム合金の種類と特徴について紹介する。
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軽量化を実現する金属AM技術
三菱電機(株) 産業メカトロニクス製作所 AMシステムプロジェクト サブプロジェクトマネージャー 橋本 隆
三菱電機株式会社は、金属ワイヤをレーザの熱で溶融し三次元構造を高速で造形するワイヤ・レーザDED方式の金属3Dプリンタを開発しました。レーザ技術、数値制御(CNC)技術、ワイヤ送給技術、CAM技術を連携させて、同時5軸の自由造形を実現します。さらに造形を断続的にすることで入熱を必要最低限にし、蓄熱の影響を抑制して高精度な造形を実現する点造形技術を開発しました。航空機や自動車の部品製造におけるニアネットシェイプ化や肉盛補修など幅広い用途で生産性の向上に貢献する技術をご紹介します。
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優れた室温成形性を示すマグネシウム合金板材の開発
(国研)産業技術総合研究所 マルチマテリアル研究部門 軽量金属設計グループ グループリーダー 千野 靖正
マグネシウム合金は実用金属の中で最軽量であり、輸送機器を軽量化するための手段として、内装材やエンジン周りへのダイカスト材の適用が進みつつある。今後は、圧延材をボディー等に適用することが期待されている。本発表では、マグネシウム合金圧延材の輸送機器への適用を妨げている要因の一つである、プレス成形性に注目する。マグネシウム合金圧延材は、その結晶異方性や底面集合組織の形成に起因して、室温近傍での成形が困難であることが問題となっている。本発表では、マグネシウム合金圧延材の一般的な特性(成形性等)を紹介するとともに、その室温成形性を改善するための研究開発事例を紹介する。
時間
2月10日(木) 13:00〜15:30
NO.7
会場:第7会議室

第69回プラズマが拓くものづくり研究会(PLAM)プラズマ技術講演会
ダイヤモンドライクカーボンなどの硬質膜コーティングの次世代プラズマ技術とその応用

共催:名古屋市、(公財)名古屋産業振興公社
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マイクロ波を活用した超高速DLC成膜の原理と活用事例
岐阜大学 工学部 機械工学科 機械コース 教授 上坂 裕之
DLC成膜の一個流し化や小ロット化では、従来法の100倍程度以上の高速成膜が必要となる。マイクロ波の基材沿面伝搬・プラズマ生成現象を用いると、基材を包囲するような高密度プラズマが得られ、そのような超高速成膜が可能となる.また同じプラズマ生成現象は、ミリメートルサイズの細穴内面に均一にDLC成膜を行うためのプラズマ生成法としても有用である。本講演では、マイクロ波の基材沿面伝搬・プラズマ生成現象の原理とDLC成膜への応用例を解説する。
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高密度プラズマによる高性能・高生産性を両立したDLC成膜技術および装置の開発
トヨタ自動車(株) 素形材技術部 表面改質技術室 第3グループ 中田 博道
本開発では、真空法によるDLC膜の性能および成膜速度の限界となっていたプラズマ密度を放電原理まで遡って飛躍的に高めた蒸発源とそれをベースにした量産装置を具現化した。1ヶ処理方式をベースに直流電圧とマイクロ波を直接重畳する技術を新開発し、約100倍のプラズマ密度の放電を得ることに成功した。また、DLC膜の摩擦係数は従来比で半減され、成膜速度も70倍以上に向上できた。さらに、汎用の真空搬送ロボットを組み合わせた量産装置において、不良率:1/5、膜厚さ分布:1/2も実証した。皆様から本技術の活用についてご意見をいただきたい。
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名古屋産業振興公社におけるプラズマ硬化技術の企業支援
(公財)名古屋産業振興公社 工業技術振興部 産業応用課長 高島 成剛
当公社が行ってきた次世代の硬質膜候補である立方晶窒化ホウ素膜プラズマコーティング技術と高機能な鋼材などの硬化を実現するアクティブスクリーンプラズマ窒化技術の企業支援事例を紹介します。
時間
2月10日(木) 14:00〜16:00
NO.8
会場:第3会議室

水素ビジネス参入セミナー

共催:愛知県
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固体電解質水素センサの実用化
(株)TYK 機能材料研究所 次長 工学博士 常吉 孝治
従来の熱伝導式や接触燃焼式の水素センサに代わる新たな水素センサとして固体電解質型の水素センサを開発、実用化し、水素ビジネスへの参入を試みました。固体電解質型水素センサの、@高温場での水素測定に適する。A他ガスに反応せず、水素のみを検出する。B水素濃度の激しい場にも遅れなく追従する。等の特徴や、それを踏まえた産業分野への展開などをご紹介いたします。
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新型MIRAI用製品開発紹介及び今後の仲間づくり
愛三工業(株) FCシステム開発部 グループ長 山形 匡史
自動車業界では気候変動問題への取り組みを最重要課題として捉えており、水素を燃料とした究極のエコカーである燃料電池自動車 (FCV) への期待はさらに高まりつつある。
当社が有している技術を活用し、2020年トヨタ自動車株式会社様が発表した、新型「MIRAI」に水素燃料噴射モジュール(インジェクタ、リリーフバルブ、デリバリパイプ)とエア系バルブが採用された。
本講演では、当社が耐水素環境にどのような技術で対応したのか、および当社が目指す今後の水素ビジネス(仲間づくり)について、紹介する。
名刺交換・製品説明会

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