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スケジュール表

▼タイムスケジュール・2月9日(水)

2月9日(水)

時間
2月9日(水) 10:25〜16:30
NO.1
会場:講演会場1

名古屋レーザ・フォーラム2022
最近のレーザ加工技術の進展

共催:中部レーザ応用技術研究会
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開会の挨拶
中部レーザ応用技術研究会 会長 沓名 宗春
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多様なレーザ加工を実現するレーザロボットシステム
ファナック(株) ロボット事業本部 ロボット機構研究開発本部 技師長 森岡 昌宏
レーザ加工分野では、部品形状に倣って、レーザの照射位置やタイミングを制御することが求められ、三次元形状の部品を中心に多自由度を有する産業用ロボットによる加工システムの重要度がますます高まっています。本講演では、レーザ加工に最適な高精度ロボット、ロボットと3Dガルバノスキャナの同期制御による高速高精度リモートレーザ溶接、3D CADデータを用いたオフラインシミュレーションによる簡単プログラム作成など、多彩なレーザ加工を実現するレーザロボットシステムの最新技術と適用事例をご紹介します。
ファイバーレーザによる厚板切断
日酸TANAKA(株) 事業本部 製品開発事業 部長 石井 幸二
ファイバーレーザ発振器の高出力化と切断技術の進歩により、レーザ切断の適用板厚範囲や切断速度は大きく向上。これにより、ファイバーレーザ切断機による生産性は飛躍的に進化した。今回は、シャーリング業界で採用されるファイバーレーザ切断機の現状と今後のファイバーレーザによる厚板切断の動向について講演する。
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超高速変調ファイバーレーザを用いた電池用箔の切断技術
古河電気工業(株) 情報通信ソリューション統括部門 ファイテル製品事業部門
産業レーザシステム部 アプリケーション開発課 研究員 松永 啓伍
レーザを用いた電池用金属箔の切断では、切断時の熱影響・ドロス付着抑制、高速化等の課題があった。
古河電工では、これらの課題を解決する繰り返し周波数250kHzまでパルス波形制御が可能なファイバーレーザを開発した。
本講演では、新開発したレーザの特徴を説明し、銅箔とアルミ箔をはじめとして、種々の活物質材料が塗布された電池用箔を切断した事例について紹介する。
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ハイスピードカメラを用いたレーザ加工現象観察
(株)ナックイメージテクノロジー 映像計測営業部 名古屋営業所 サブリーダー 坂口 俊介
一口にレーザ加工現象と言っても切断・接合・表面改質など多種多様な方法が有り、それぞれ観察したいポイントや手法が異なる。また、レーザ加工現象は強力な発光で瞬時に現象が完結してしまう為、通常のビデオカメラ等では観察することは難しい。本講演ではハイスピードカメラメーカーとしてレーザ加工現象を多く撮影した経験を元に、代表的な可視化事例や観察方法の紹介を行う。
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ワイヤ・レーザDED方式金属3Dプリンタの紹介
三菱電機(株) 産業メカトロニクス製作所 AMシステムプロジェクト サブプロジェクトマネージャー 橋本 隆
金属ワイヤをレーザの熱で溶融し三次元構造を高速で造形するワイヤ・レーザDED方式の金属3Dプリンタを開発しました。当社保有のレーザ技術、数値制御(CNC)技術、ワイヤ送給技術、CAM技術を連携させて、同時5軸の自由造形を行います。航空機や自動車の部品製造におけるニアネットシェイプ化や肉盛補修など幅広い用途で生産性の向上に貢献する技術として、造形サンプル例や造形物の機械的特性など、ご紹介いたします。
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異種金属継手および異種材料のレーザ溶接
(株)最新レーザ技術研究センター 代表取締役 沓名 宗春
地球温暖化の問題のため、自動車など輸送機器の軽量化が進んでいる。よって、使用材料もマルチマテリアルの時代となり、その異種金属継手(例えば、鋼とアルミニウム、銅とアルミニウムなど)や異種材料継手(樹脂と金属などの)の溶接が問題となっている。ここではこれら異材継手のレーザ溶接における問題点とその応用について紹介する。 
最新の中国のレーザ事情
(株)Bodor laser 江頭 一郎
Bodor Laser 社の紹介、及び省スペース型レーザ加工機やパイプ平板併用加工機などBodor Laser 社の製品紹介。中国製レーザ加工機に対する板金ユーザの認知度調査。Bodor Laser加工機の機能と加工例など数例を動画を中心としてご紹介。Bodor Laser 切断機の導入による製造コストなどについて所見をご紹介させて戴きます。
閉会の辞
光産業創成大学院大学 教授 坪井 昭彦
オンライン開催となりました。お申込みいただくと自動返信メールとは別に、視聴方法について関係団体より連絡いたします。
時間
2月9日(水) 10:20〜16:00
NO.2・3
会場:第7会議室

ロボット・AIシンポジウム2022名古屋
デジタル化が進む社会に健やかな生活を支援するロボット・AI

共催:ロボット・AIシンポジウム2022名古屋実行委員会
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開会挨拶
ロボット・AIシンポジウム実行委員会 特別顧問、名古屋大学、豊橋技術科学大学 名誉教授 稲垣 康善
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【基調講演】デジタル計測技術とロボットの融合により変化する生活空間
〜1次元〜3次元の信号処理技術への展開〜
中部大学 工学部ロボット理工学科 教授 梅崎 太造
我々の研究グループは、音と画像情報処理技術を基盤にした計測・検査装置を協業企業と共に開発してきた。これらのシステムは、工場の生産ラインやビル管理等において需要が高く重要視されている。音の検査としては、機械音や打音の解析による不良検査からカラオケの採点システムなどもある。画像系では、2D画像による製品検査やセキュリティシステム、及び3Dの形状計測技術を応用した精密検査の分野まで展開してきた。しかしながら、近年では無人で安定稼働するものが求められるため、ロボットとの融合は必然である。今回の講演では、具体的に実用化されたシステムとそこに利用されている技術について紹介する。
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人工知能による医療支援 〜未来医療に向けて〜
名古屋大学大学院 情報学研究科 教授 森 健策
本講演では、人工知能技術とその医療応用について概説する。人工知能技術、あるいは、その一つである機械学習技術は社会の様々な場所で活用され始めており、社会を大きく変革し始めている。特に画像認識、音声認識、、自然言語処理分野において、大きな進展を見せている。医療分野も例外ではなく、画像診断から外科手術、そして、ロボット手術まで、人工知能技術・機械学習技術が幅広く利用されるようになっている。本講演では、医療分野における人工知能技術の診断治療での利活用にフォーカスし、現状を概説するとともに、今後の展望について示す。人工知能技術の研究において必須となる基盤技術として。名古屋大学情報基盤センターに設置されたスーパーコンピュータ「不老」を紹介したい。
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認知症周辺症状を軽減させるアザラシ型ロボット「パロ」
〜「パロ」を扱う人の研修と地域での「パロ」活用の実際〜
(一社)ハッピーネット 代表理事 元名古屋大学大学院医学系研究科(看護学)教授 堀 容子
アザラシ型ロボット”パロ®”(以下、パロ)は、柴田崇徳工学博士(産業技術総合研究所)が開発した人工知能を搭載したロボットである。海外で実施された複数の無作為化比較試験による研究や治験等から、パロとのふれあいが、認知症者の興奮、うつ、不安等の周辺症状や、痛みを改善することが報告されている。パロは日本では介護ロボットであるが、欧米では「医療機器」であり、向精神薬の代わりに処方されており(米国)、パロを扱う人の研修体制も整備されている。
我々は日本において、2019年から6時間の、2021年から1時間の研修を開催している。本講演では、パロのセラピー効果の研究、日本での研修や事例などを紹介する。
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医用画像(特に内視鏡画像)へのAIの応用と未来
藤田医科大学 消化器内科 教授 柴田 知行
消化器内科では内視鏡(胃カメラ)を用いて、病変を発見し診断する事が求められる。病変を的確に発見し診断するために、過去の類似画像の検索システムが必要と考えられた。そこで機械学習を専門とする中京大学工学部の長谷川純一教授と画期的な画像検索・診断システムを作る試みを開始し、従来の機械学習法を最適化し、胃癌に関して90−97%の指摘率を得る事が可能となった。その後、AI技術の内視鏡画像診断へ応用し、3種類の胃ポリープが判別可能なシステムや、胃癌を発見すると同時に胃癌の浸潤範囲も指摘できるシステムを構築した。
講演では今後の内視鏡診断学の未来についての展望もお話ししたい。

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