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講演会

講演会一覧表
スケジュール表

▼タイムスケジュール・2月8日(水)

2月8日(水)

時間
2月8日(水) 10:30〜16:15
NO.1
会場:第7会議室

名古屋レーザ・フォーラム2023
最新のレーザ加工技術

主催:中部レーザ応用技術研究会
開会の挨拶
中部レーザ応用技術研究会 会長 沓名 宗春
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基調講演「電気自動車および電池製造に応用されるレーザ加工技術」
フラウンホファーレーザ研究所 溶接切断研究室部長 Dr.Alexander Olowinsky
電池はE-モビリティの基本である。自動車産業で特にリテューム・イオン電池の需要が増加している。要求を満たすために、その生産における生産性が高く、コストが低い加工法が必要である。レーザは電極の製造からモジュールやパックの生産にまで用いられている。最近の研究が非常に有望な結果を示した。反射率の高い銅やアルミニウムを溶接には新しいアプローチが要求される。信頼性の高い生産ラインの構築のためにプロセスモニタリングを用いた新しいレーザ発振器および創造的なプロセスが組み立てブロックを形成する。これらを紹介する。
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「高出力半導体レーザによる新しい展開」
レーザライン社 戦略的アカウント部長 Dr.Martin Weiler
近年、レーザベースの銅の加工プロセスが電気自動車の高伝導のコネクターの接合で重要になってきた。近赤外レーザに対して、450μm波長のブルーレーザは銅の溶融に非常に有効である。従来、低出力のブルーレーザではこの高い吸収率レーザの新しい研究に限界があった。数kWのブルーレーザは工業的なレベルであり、大きな進展があった。この講演ではこのレーザの最近の開発状況を展望する。
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「6軸多関節ロボットを用いた高精度レーザ加工」
ファナック(株) ロボット応用技術本部応用技術二部 レーザ推進課長 和泉 貴士
ファナックロボットによる最新の溶接技術と自動化事例としてつぎの項目を紹介する。
・初めてでも簡単に使える協働ロボットCRXのアーク溶接パッケージによる簡単教示と多層盛り、・TIGなど高機能溶接への対応、・高速・高精度なロボット協調制御による治具レス高品位アーク溶接、・手動溶接とロボット溶接を切り替え可能な2 in 1レーザシステム、・レーザスキャナによるリモートレーザ溶接・IoTツールによる溶接トレーサビリティの強化
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「DBC(デュアル・ビーム・コントロール)ファイバーレーザによる厚板切断革命」
小池酸素工業(株) 代表取締役社長 小池 英夫
1983年より「国産1号の発振器搭載型CO2レーザ切断機」を製品化し。開発・販売を進めてきました。ファイバーレーザにおいても従来技術を継承して新技術を開発し、最高傑作「FIBERTEX-Zeroシリーズ」が完成し販売開始をしています。本講演ではその核となる独自開発の新技術「DBC」を中心に紹介します。厚板・難切断材に極めて有効な技術である、今後さらに進化する可能性を秘めた技術です。
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「IRファイバーレーザによるスパッタレス溶接および溶接品質モニタリング技術」
IPGジャパン(株) ジェネラルマネジャー 菊地 淳史
レーザ溶接中に発生するスパッタは、製品性能に悪影響を及ぼす可能性があるため、スパッタを抑制する技術が望まれている。銅やアルミなどの材料への吸収特性の観点から、短波長レーザが注目されているが、生産性やトータルコストの観点から、IRファイバーレーザでのソリューションへの期待も高まっている。本講演ではIRレーザによるスパッタ抑制技術および溶接品質モニタリングについて紹介する。
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「UWのEV用電池製造設備とレーザ 応用加工」
UW JAPAN(株) 千國 達郎
UWは、2005年設立後、独自のレーザハイブリッド技術を用いて燃えないLIB(リチウム電池)の組立工法を開発した。更に LIB製造工程全域で多くのレーザ溶接・切断加工技術を開発し、現在EV製造用 レーザ設備メーカとして多くのシェアを得ている。広東省科学技術庁からは青色 レーザ開発を期待されており、本発表ではこれまでの量産経緯と今後の展望、弊社の取組を紹介する。
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「車体の軽量化に貢献するレーザ接合技術の開発」
(株)ダイヘン 技術開発本部接合技術開発部 課長 長谷川 慎一
脱炭素社会の実現に向けて輸送機器の電動化が急速に進むとともに、車体構造部材の軽量化が取り組まれており、適材適所に超高張力鋼、非鉄金属や樹脂など軽量素材の適用が図られている。そこで、これら軽量化素材に対応したレーザ接合法の開発事例として、樹脂/金属のレーザ直接接合法や鋼/アルミのレーザアークハイブリッド接合法について紹介する。
閉会の辞
中部レーザ応用技術研究会 幹事長 前田 利光
時間
2月8日(水) 10:30〜12:30
NO.2
会場:メインホール

TECH Biz シンポジウム 「中小企業のものづくりのこれから」

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【基調講演】ロボット研究50年の観点による名古屋地域中小企業ものづくりのこれから
NEDOアドバイザー 東京大学 名誉教授 佐藤 知正

【パネルディスカッション】これからの名古屋中小企業発展の視座
〜コア技術から新事業Challengeまで〜
名古屋地域の中小企業者が激動の時代に生き残っていくために必要なものは何か。ソフトロボティクス、スタートアップ、ソリューションモノづくりといった視点から、ロボット工学に長年取り組んできた各界の第一人者が意見をぶつけ合います。
〔パネリスト〕
NEDOアドバイザー 東京大学 名誉教授 佐藤 知正
産業用ロボットの第一人者。デジタルツインによるものづくりを提唱。地域産業でDXとRXが進むことで「ものづくり」と「サービス」が融合した「ものサービス」の提供ができるようになることを示唆。
東京工業大学 工学院 教授 鈴森 康一
産業革命以降ものづくりが目指してきた方向とは逆行する「やわらかい工学」を提唱。ソフトロボティクスの第一人者
筑波大学 システム情報系 知能機能工学域 教授 相山 康道
ロボットによる器用な物体操作を目指す。人が持つ「コツ」をロボットを使って実現していく。マニピュレータ開発の第一人者
FA・ロボットシステムインテグレータ協会 会長 久保田 和雄
(三明機工株式会社 代表取締役社長)
『機械技術×電気技術×ロボット技術』を駆使した総合システム力を生かし、大市場の中にあるニッチな分野でのオンリーワンを目指す。また、SIer協会会長として業界の発展に尽力している。
ファシリテーター
中日BIZナビ 編集長 宮本 隆彦
1995年中日新聞社に入社。名古屋本社では社会部や経済部に所属。2012年ベルリン特派員。帰国後の2015年に経済部トヨタ取材班キャップ。特集「クルマ革命」、連載「ドライバーズシート 豊田章男の日々」を手掛ける。2020年論説委員を兼務。現在は東海4県の経済・企業情報を提供するニュースサイト「中日BIZナビ」編集長。
時間
2月8日(水) 13:00〜16:20
NO.3
会場:第3会議室

ロボット・AIシンポジウム2023名古屋
「現場を活かせ ロボット・AI・イノベーション」

主催:ロボット・AIシンポジウム2023名古屋実行委員会
開会挨拶
ロボット・AIシンポジウム実行委員会 特別顧問、名古屋大学・豊橋技術科学大学 名誉教授 稲垣 康善
「タブレットによる教示レスシステム PHOTOUCH TEACH」
(株)ダイヘンテクノサポート 中日本SE部 北陸センター長 中島 康弘
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「博士学生&大学ベンチャー育成を前提とした現場実装型AI・Robot研究開発」
国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 工学部 機械工学科 准教授 松下 光次郎
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「橋梁点検におけるAI開発の取組み」
(株)デンソー まちつくりシステム開発部 加藤 直也
コンクリート橋梁の点検では、ひび割れからの水、石灰、錆の発生や、剥離、鉄筋露出といった表面変状を解析する。変状は、過積載車両の通過、凍結防止剤の使用など劣化の加速要因によって様々な形態を示す。変状を矩形で抽出する画像認識AIでは、1.劣化要因ごとの変状の収集、2.汚れや過去点検のチョークなど変状に似て非なるノイズの学習、3.特定変状の過学習回避のための教師データ管理が重要であった。これらをルール化して開発された点検AIは、国立研究開発法人土木研究所から、「見落としと過検出が少ない為、画像から点検士に変状の位置と種類を示唆する点検支援ツールとして実用的である」と評価された。
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「サービスロボットシステム開発におけるAIの活用」
名城大学 理工学部 メカトロニクス工学科 教授 大原 賢一
近年サービスロボットの導入が加速する中で,より幅広い要求に応えていくためにはシステム開発プロセスの改善と,多様な環境に適用可能な知能の実現が不可欠となる.この課題解決に向けて,当研究室では,ロボット用ミドルウェアに関する研究開発や深層学習の活用を行ってきている.本講演では,当研究室でこれまで取り組んできたサービスロボットのシステム開発事例を紹介するとともに,サービスロボットシステム開発に関わるAIの活用に向けた現在の取り組みを紹介する。
時間
2月8日(水) 13:30〜16:00
NO.4
会場:メインホール

ロボットシステムインテグレータ企業及び事例紹介

ロボットは単体で購入しても力を発揮することはできません。ロボットを周辺機器や機械と組み合わせてどのように使用するかを構想・設計することが重要です。ロボットを用いたシステムを構築するプロフェッショナル企業をロボットシステムインテグレータと呼びます。本セミナーではロボットシステムインテグレータ企業の企業及び実際に組み上げたシステムの事例紹介を行います。
開会挨拶
FA・ロボットシステムインテグレータ協会 会長 久保田 和雄

ロボット導入を成功させるためのポイント
FA・ロボットシステムインテグレータ協会 事務局

ロボットシステムインテグレータ企業及び事例紹介
愛知産業(株)、三明機工(株)、ジェス商会、丸工業(株)、(株)タック 他



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