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大学若手研究者シーズ発表会

「次世代ものづくり基盤技術産業展〜TECH Biz EXPO 2011〜」の開催にあたり、新進気鋭の若手研究者による研究PRの場を提供するとともに、産学連携を促進する事を目的に愛知県内の工科系4大学による「若手研究者技術シーズ発表会」を開催します。発表後に個別技術相談会も開催します。
※発表会場は二カ所です。同時に並行して開催しますので、時間の重複にご注意下さい。

時間 タイトル 講師名
A 11:00〜11:30 電流と磁場を利用した鋳造組織の高度化 名古屋大学 エコトピア科学研究所 准教授
岩井 一彦氏
B 13:10〜13:40 新型メカニズムへの医療・産業への応用について  名古屋工業大学 情報工学専攻 助教
荒田 純平氏
C 13:50〜14:20 ことばを学習するロボット
〜人とロボットの音声コミュニケーションの実現を目指して〜
名古屋工業大学 産業戦略工学専攻 助教
田口 亮氏
D 14:30〜15:00 バブルポリマー構造の家
〜新しい素形材による新しい建築〜
名古屋工業大学 創成シミュレーション工学専攻 准教授
北川 啓介氏
E 15:10〜15:40 生体材料に学ぶ分子認識と物質変換・エネルギー変換 名古屋工業大学 物質工学専攻 助教物質工学専攻
猪股 智彦氏
F 15:50〜16:20 メカノケミカル効果を利用した無焼成セラミックスの開発
〜局所反応場制御による新しいセラミックスづくり〜
名古屋工業大学 若手研究イノベータ養成センター テニュア・トラック准教授
白井 孝氏
G 10:40〜11:10 マイクロ火炎のアレイ化技術による面加熱デバイス
〜マイクロフレームアレイの創製〜
中部大学 工学部 機械工学科 准教授
平沢 太郎氏
H 11:20〜11:50 動画像理解による人を観る技術とビジョンセンサの開発  中部大学 工学部 情報工学科 教授
藤吉 弘亘氏
I 13:10〜13:40 表層ナノ結晶粒化強ひずみ加工と高周波焼入れによる新規表面処理技術の開発  豊橋技術科学大学 機械工学系 准教授
戸高 義一氏
J 13:50〜14:20 水溶液からの金属酸化物薄膜の形成
〜電気めっき技術の応用〜
豊橋技術科学大学 機械工学系 助教
笹野 順司氏
K 14:30〜15:00 コールドスプレー法による機能性皮膜作製技術  豊橋技術科学大学 機械工学系 助教
山田 基宏氏
L 15:10〜15:40 サーボプレスを用いた摩擦を低減する荷重振動鍛造 豊橋技術科学大学 機械工学系 助手
前野 智美氏
M 15:50〜16:20 微小径ドリルにおける高精度穴明けに関する研究
〜求心作用の穴位置精度への影響〜
豊橋技術科学大学 機械工学系 研究員
野村 光由氏

10月20日(木)

時間
11:00〜11:30聴講受付中
NO.A
A.電流と磁場を利用した鋳造組織の高度化
名古屋大学 エコトピア科学研究所 准教授 岩井 一彦氏
鋳造組織の微細化、偏析低減を図る技術について紹介する。ここでは、そのツールとして、電磁振動を利用する。すなわち、磁場と電流との両者を凝固中の合金に重畳印加することで、内部に電磁気力を直接作用させて、ミクロスケールで速度場や濃度場を制御する。そして、マクロ偏析に繋がるミクロ偏析を低減するとともに、組織の形態制御を行う。必要な設備は電源と磁石である。
時間
13:10〜13:40聴講受付中
NO.B
新型メカニズムへの医療・産業への応用について
名古屋工業大学 情報工学専攻 助教 荒田 純平氏
従来より産業応用が行われてきた、例えばカムやクランク、歯車などのメカニズムは洗練され、高い完成度を有しています。一方では、医療分野を初め産業分野でも人間と機械が協調するようなシーンでのメカニズム応用では、これまでと違ったニーズが必要になっています。そこで本発表では、新しいニーズに適合したメカニズム開発とその応用に関する取り組みについて、研究開発事例をもとに紹介します。具体的なメカニズムとして、複数のアームから構成されるパラレルメカニズム、柔軟なボディの変形によって動作するコンプライアントメカニズムなどについて、簡単な基礎から事例まで紹介します。
時間
13:50〜14:20聴講受付中
NO.C
ことばを学習するロボット
〜人とロボットの音声コミュニケーションの実現を目指して
名古屋工業大学 産業戦略工学専攻 助教 田口 亮氏
ロボットが人と対話するためには、ロボットが実世界の事物・事象の対応関係を理解できなければならない。 特に、家庭やオフィスなどでは、ロボット開発者が事前に想定できない未知の人や物、場所等に対応する必要があるため、それらを表す単語知識、すなわち語彙をユーザとのインタラクションを通して学習できることが望まれる。本発表では、親が子供に言葉を教えるように、人がロボットに物を見せながら対応する単語(「箱」や「青い」など)を発話するまたは、人がロボットをある場所に連れていき場所の名前を発話することにより、単語の意味を学習する手法を紹介する。
時間
14:30〜15:00聴講受付中
NO.D
バブルポリマー構造の家 〜新しい素形材による新しい建築
名古屋工業大学 創成シミュレーション工学専攻 准教授 北川 啓介氏
北川啓介研究室では、建築の分野で温室環境の緩衝材としても使われているポリマー素材に着目し、バブル状にしたポリマーの集合体を水平面上に流し、空気と触れ合いながら固形化する新しい建材を生成し、建築と空間がオンサイトで、最小限の素材からできるよう研究しています。それは、あたかもパスタを水と小麦粉の分量から調合するように、建築を、建材の調合から設計するかのような、工学による新しいものづくりです。産業革命以降の近代を越え、時代は建材の調合設計をも可能にしたことで生まれる、やわらかい建築です。建築のみならず、他分野のものづくりにも展開可能な素形材の開発です。
時間
15:10〜15:40聴講受付中
NO.E
生体材料に学ぶ分子認識と物質変換・エネルギー変換
名古屋工業大学 物質工学専攻 物質工学専攻 助教 猪股 智彦氏
生体内において分子認識や物質変換・エネルギー変換反応を担っているタンパク質の活性中心では、金属イオンが中心的な役割を果たしている。我々は活性中心の構造を解析し、その構造を模倣・機能を抽出した低分子の金属錯体の研究開発に取り組んでいる。得られた金属錯体をベースに各種無機材料と組み合わせた複合材料を開発し、高機能センサーや低環境負荷・高効率の物質変換・エネルギー変化を実現可能な機能性材料の開発を目指している。
時間
15:50〜16:20聴講受付中
NO.F
メカノケミカル効果を利用した無焼成セラミックスの開発
〜局所反応場制御による新しいセラミックスづくり〜
名古屋工業大学 若手研究イノベータ養成センター テニュア・トラック准教授
白井 孝氏
メカノケミカル効果により原料粉体表面を活性化させることで、焼成過程を得ることなく高強度なセラミックス固化体を作製することができます。省エネルギープロセスというだけでなく、室温下での反応による固化のため従来のセラミックス製造技術では不可能であったような新規機能性材料の創生も期待されています。
時間
10:40〜11:10聴講受付中
NO.G
マイクロ火炎のアレイ化技術による面加熱デバイス
〜マイクロフレームアレイの創製〜
中部大学 工学部 機械工学科 准教授 平沢 太郎氏
微小拡散火炎を配列する技術(マイクロフレームアレイ)により、「高い発熱密度」を持ち、「低NOx燃焼」が可能で、横向きや下向きでも火炎の位置が変わらない「低重力依存性」と逆火の危険のない「安定・安全な燃焼」を実現する面加熱デバイスを開発した。このデバイスは、クリーン燃焼バーナとしてガス器具での利用はもとより、各種熱処理に利用する電気加熱に換わる加熱デバイスとして、製造過程の省電力化にも貢献する。
時間
11:20〜11:50聴講受付中
NO.H
動画像理解による人を観る技術とビジョンセンサの開発
中部大学 工学部 情報工学科 教授 藤吉 弘亘氏
人に対して安全・安心でかつ快適な空間をアシストするには、刻々と変化する人の状態を認識する必要があります。本発表では、安全・安心のための映像情報技術として、動画像から人を検出・追跡し、人の行動を認識する「人を観る」ビジョン技術について紹介します。本技術では、開発した人検出アルゴリズムを用いて、映像データ上に検出した人の位置や人数を出力します。アルゴリズムをビジョンセンサとして、組み込みハードウェア(FPGA)に実装することにより、実時間で動画像を解析するビジョンセンサを実現しました。このセンサを搭載したカメラは、人や車等の流れを解析することができ、監視カメラ、車載カメラ、道路状況把握等幅広い応用が期待されています。
時間
13:10〜13:40聴講受付中
NO.I
表層ナノ結晶粒化強ひずみ加工と高周波焼入れによる
新規表面処理技術の開発
豊橋技術科学大学 機械工学系 准教授 戸高 義一氏
鉄鋼材料表層を結晶粒径20nm程度にまでナノ結晶粒化できる表層ナノ結晶粒化強ひずみ加工である摩擦加工を開発した。また、摩擦加工後に短時間の熱処理が可能な高周波焼入れを行なうことで、ナノ結晶粒組織の粗大化をサブミクロンレベルに抑えつつ、500μm程度の焼入れ硬化層を付与できることを明らかにした。歯車等の機械構造部品に必要不可欠な転がり疲労特性を向上できる、十分な厚さの焼入れ硬化層をもつ、表層にナノ・サブミクロン結晶粒組織を形成する、摩擦加工と高周波焼入れを組み合わせた新規表面処理技術を紹介する。
時間
13:50〜14:20聴講受付中
NO.J
水溶液からの金属酸化物薄膜の形成 〜電気メッキ技術の応用〜
豊橋技術科学大学 機械工学系 助教 笹野 順司氏
酸化亜鉛や酸化銅などの酸化物半導体は安価な電子デバイス材料として期待されています。これらの酸化物半導体薄膜の形成方法としては、スパッタリング等の乾式法が主流を占めていますが、近年水溶液電気分解を利用した直接製膜に関する研究が、急速に増加しています。水溶液からの製膜法は、安全で環境負荷が小さく、製膜装置が非常に簡単で安価であり、膜厚や表面形態が制御しやすい、などといった従来の水溶液を用いた金属めっき技術と共通する多くの利点を有しているため、幅広い分野への応用が期待されます。発表では、これらの水溶液電気分解を用いた酸化物薄膜の製膜と、それらの太陽電池への展開について紹介します。
時間
14:30〜15:00聴講受付中
NO.K
コールドスプレー法による機能性皮膜作製技術
豊橋技術科学大学 機械工学系 助教 山田 基宏氏
固体粉末材料を大気中で超音速ガス流により加速し、基材表面に吹き付けることで付着・堆積させるコールドスプレー法という成膜技術がある。固体のまま堆積させることから、酸化などの熱的相変態を伴わない皮膜作製が可能となり、純金属の高速成膜技術として着目されている。このコールドスプレー法を用いた高品位金属皮膜作製に関する取組みや、世界で初めて実現させたセラミックス材料である光触媒酸化チタン成膜技術等に関する研究について紹介する。
時間
15:10〜15:40聴講受付中
NO.L
サーボプレスを用いた摩擦を低減する荷重振動鍛造
豊橋技術科学大学 機械工学系 助手 前野 智美氏
板材断面を複雑に成形する板鍛造においては摩擦の影響が大きく金型面圧などが問題となっている。この板鍛造においてサーボプレスを用いて成形中の荷重を振動させることによって、摩擦を低減させる荷重振動鍛造について紹介する。この加工では成形中に圧縮荷重の一部を除荷することで潤滑液を板材の外周部分に自動的に再潤滑させる。圧縮荷重は荷重振動によって顕著に低減し、圧縮された板材の板厚は大きく減少した。アルミニウム合金板の圧縮において荷重低減のメカニズムを調査し、フランジ成形やステンレス合金板の板鍛造に適用して荷重低減と形状精度を向上した例について紹介する。
時間
15:50〜16:20聴講受付中
NO.M
微小径ドリルにおける高精度穴明けに関する研究
〜求心作用の穴位置精度への影響
豊橋技術科学大学 機械工学系 研究員 野村 光由氏
微小径ドリル加工は、多様な材料の加工や安価な加工コストなど有用な点が挙げられる。しかし、微小径ドリルは工具径が非常に小さいため低剛性であり折損しやすい。また、大径ドリルに比べ微小径ドリルではチャッキングの取り付け誤差やスピンドルの回転精度による回転振れが、工具や加工品質に大きく影響を与える。一方、実際に工具の振れがある状態で穴明けを行うと、工具が被削材表面に接触した直後に、工具先端が回転中心付近に向かおうとする「求心作用」が働く。本研究では、微小径ドリルによる穴明けにおいて発生する求心作用を明らかにし、工具の振れが穴位置精度に与える影響について調査し、高精度穴明け加工の実現を目的とする。

 

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